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活動レポート Report

2011/03/10

ひとり親家庭子育てシンポジウム 第2部

続いてのテーマは「子どもを見守り、育む市民性の形成」。和歌山大学准教授の本村めぐみ先生がコーディネーターを務めてくださいました。ゲストは、和歌山県人権啓発センター・課長の橋本耕二さんと、大阪府子ども家庭サポーター・堺市子育てアドバイザーの大森順子さんです。

橋本さんは、父子家庭の父親として娘さんを育てながら、認知症を患った母親の介護をした体験を語ってくださいました。子育てと介護、家事と仕事を担った大変な時期を振り返り「ここまで必死でやってこれたのは、ひとり娘と、支えてくれた近所の方や姉夫婦がいたから。まわりの人に恵まれて、孤立をしなかったからです」としみじみ......。なかなか聞くことができない父子家庭の実情を知る機会となり、とてもありがたかったです。
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大森順子さんは、大阪府での市民ボランティアの取組みを紹介してくださいました。月に一度、子どもを対象とした「炊き出し」の活動もされているとか。実際の活動を通してのお話を伺っていると、子どもたちの表情まで目に浮かぶようでした。

「親だけで子どもを育てる必要はまったくない。地域の中でみんなで子育てしていくということを、皆さんと一緒に具体的に考えていきたいですね」と大森さん。
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途中、参加者がいくつかの輪になって話をする時間もありました。子育て中の方、子育てが終わった方、独身の方など、それぞれの立場で「今、子どもたちの事で気になっていること」、「どうやって支えていけるのか」などについて意見を交わしました。4、5人が膝を付き合わし、気軽で和やかな雰囲気です。

最後に本村先生がひとこと。「これからは、みんなで寄ってたかって子育てをする。子どもたちに関心を持つのはほとんど義務。そんな気持ちが私たちの中に根付いたらいいなと思います」。

今回のシンポジウム、健やかな地域社会づくりに向けての一歩としたいですね!

【参加者のアンケートより】

● データを裏付けて説得力のあるお話でした。色々な人と出会えてよかったです。皆さんに励まされました。(女性・34歳)

● 数値的な分析、本当に大切なことだと思います。ネットワークで支えるということが大切ですよね。改めて感じました。(男性・45歳)

● 今を生きる子ども、そして我々大人がどう生きていくか。じっくり考えることができました。立場の違う方々の意見を聞くことが出来、面白かったです。(女性・52歳)

● 他人から助けてもらったり可愛がってもらったり、認めてもらったりという経験が、特に思春期以降の子どもたちに大切で自信につながると思う。社会全体で支える...重要な視点だと思っています。(女性・42歳)

2011/02/15

シンポジウムのお知らせ

ごぶさたしてます、、、
和歌山地方、昨日は雪が降って真っ白でしたね。
このブログのヒマワリ、季節に合ってないなぁ。うーん。またあとで考えます。

さて、「ひとり親家庭サポートブック」も無事完成し、ホームページからもダウンロードしていただける運びとなりました。

こちらです。↓
http://cocoro-s.sakura.ne.jp/support.html

 

おかげさまで、好評をいただいているようです。
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

さて、ひとつお知らせです。

しんぐるまざあず・ふぉーらむ和歌山主催で、シンポジウムを開催します。

日時:2011年2月19日(土)13:30~15:30
場所:和歌山ビッグ愛9階(和歌山市手平2-1-2)
定員:50名(どなたでも無料で参加できます)
申込:073-475-0670

※当日参加もできます。

内容は......

1部13:30~14:10「ひとり親家庭で育つこどもたち」
講師:神原文子さん(神戸学院大学教授)
2部14:30~15:30「こどもを見守り育む市民性の形成」
コーディネーター:本村めぐみさん(和歌山大学准教授)

ゲスト:大森順子さん(大阪府子ども家庭サポーター・堺市子育てアドバイザー)
橋本耕二さん(和歌山県人権啓発センター課長)

と、なっています。

ひとり親家庭の当事者はもちろんですが、多くの市民の皆様にご参加いただけたら嬉しいです。
「寄ってたかって子育て」をしていくために、私たちに出来ることって何だろう?
そんなことをみんなで考える機会にしたいと思います。
ぜひ気軽にいらして下さいね。

2010/09/13

シングルファーザーへのインタビュー/桂 枝曾丸(しそまる)さん

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落語家の枝曾丸さん(42歳・和歌山市在住)に聞きました♪

 

父子家庭となったのはいつですか?

 今、中学1年生のひとり息子が1歳、私が30歳の時でした。当時は大阪に住んでいたんですが、離婚して子どもを引き取ることになったので、実家のある和歌山に戻ってくるしか選択肢がなかった。落語家として、和歌山でどこまで仕事ができるか不安やったけど、ともかく子育てを優先したんです。

 

現在の家族構成を教えてください

 私の両親と同居しているので、4人家族。私が留守の時は、両親が子どもの面倒を見てくれてます。

 

離婚された当時の心境は?

 最初はほんまにしんどかった。離婚するほうがええと思って離婚するわけなんやけど、悲しいとかどうこうよりも、生活が急に変化して子育てと仕事に追われる毎日でした。あんまり感傷的になっているひまもなかったですね。

 

子育てと仕事のバランスは?

 自由業なので、子育てを中心に考えられたのは恵まれてましたね。保育園に預けている時間に動いたし、夜も子どもを寝かしつけてから練習したり、打ち合わせをしたり……。

 でも毎度うまくいくわけがないんです。自分の思い通りに、仕事と子育てのバランスがとれない時に一番困りましたね。仕事に行かなあかんのに両親も都合が悪く、預けるところがなくて焦ったこともたびたびありました。大阪での仕事が遅くなって帰れない時は、翌朝に始発で帰宅するんですが、家に着いてちょっとでも横になりたいのに、子供の相手をせんなんから寝られへんし。

 子育てと仕事のバランスは本当に難しいんですが、例えば日曜日は朝から晩まで子どものために使う、という風に決めてしまうのもええと思います。

 

離婚した妻との理想的な関係は?

 今は連絡をとりあってないんやけど、両親が離婚しても、子どもは母親との縁が切れたわけではない。将来、息子がしんどい時に頼っていける親がもうひとりいたほうがええから、そうなれるように間をとりもってあげたいと思っています。母親と会う、会わないは息子の勝手やけど、ちゃんと行き来できるような関係にはつないであげたいですね。

 息子は母親の顔も知りませんし、物心ついた頃には「他の家と違う」「母親がいてない」と思ってるはずやのに、母親のことを何も聞いてこないんですよ。子どもって言わへんからねぇ。

 

地域との関わりについて教えてください

 うちの子は小学校から地域の野球クラブに入ったんですが、保護者の役割も色々あるんで、私も一緒に練習や試合に行きました。男親やから気のまわらんことも色々ありましたけど、そんな時はよそのお母さんたちが助けてくれたんです。私ひとりでは無理ですわ。

 父子家庭、母子家庭の親は地域のサークルなどに積極的に飛び込んでいったら、どないかなるもんです。「うちはひとり親家庭やから何もさせられへん」て言うてしもたら、子どもの視野も狭なるし、親の考え方も凝り固まってしまう。

 今はサポートするネットワークも出来つつありますし、色んなところに参加したら、子どもたち自身も多様な家庭の形を知ることができます。よその親からも愛情をもらうこともできますし、ええ事やと思いますよ。

 

国や自治体からの父子家庭への支援は、母子家庭に比べて少ないですが

 私もつらかったですねぇ。父子家庭だけほったらかしにされてきたのは、おかしいと思います。何かと父子家庭は肩身が狭かったですよ。平成22年から父子家庭にも児童扶養手当が支給されるようになりましたが、所得制限が厳しすぎます。父子家庭、母子家庭世帯の親たちが、安心して子育てができるには、年収350万ぐらいは必要ですよね。ひとり親家庭の子どもたちも将来に希望が持てるように、今後の支援をもっと充実させてほしいです。

 

今、心配なことはありますか?

 今年、私の父親が75歳、母親が73歳なんです。両親が高齢になってきてるのが、一番気になるところやね。ヘルパーさんに来てもらうことになるかもしれへんし、そうなると経済的にもたいへんです。離婚してなかったら夫婦ふたりの稼ぎで何とかなるやろけど、支えるのは私ひとりですから。

 息子もそろそろ難しい年齢になってきて、父親の私では補えないところもあります。おじいちゃん、おばあちゃんでもあかんのやね。でもそれは仕方がない。両親そろてる家庭とおんなじことは無理です。厳しい言い方やけど、子どもには理解してもらわんとあかんわね。

 ひとり親家庭の子どもは、しっかりしてるように見えるんですが、それは大人ぶってるだけなんです。ちっちゃい体でものすごい辛抱してたりする。それがパンクしてしまうと、子どもにとっていい成長にはならんと思うのね。だから親がうまいことガス抜きをしてあげなあかん。普通なら夫婦で話し合って子どもの成長を確かめていくところをひとりでせんなん。子どもに聞いても本当の気持ちを言わへんし、わかれへん。そういう不安はシングルの親は誰もが持ってると思う。私もそうです。

 

ガス抜きはどんなふうに?

 例えば子どもと一緒の趣味を持つ、ということかな。私の場合は子どもと一緒に野球をやったり、観戦にいったり……。応援している球団が福岡なんで、年に一回ふたりで福岡に野球をみにいくんです。二泊三日ぐらいですが、私もまるっきり仕事の事を忘れてすっきりします。親子で共にガス抜き(笑)。

 

ひとり親家庭の方に何かメッセージなどありましたら

 ええように考えたら、夫婦そろてる人よりも子どもと深く関われて、より近い存在になれますね。シングルの親はもっと、子どもに思っていることをぶつけていってもええと思う。その方が子どもも安心するんとちゃうやろか。

 そして一番大事なのは、一緒にいる時間をつくること。忙しかったら週にいっぺんでも、2時間でも3時間でもかめへん。親子の時間をつくることが、子どもにとったら大きな安心につながると思います。

 私も今、息子とふたりの時間をつくるために勉強を教えているんです。そうすると彼も安心するし、三者面談の時でも学校の先生と話しやすいでしょ。

 

最後に、再婚についてはどうお考えでしょう?

 ずっとシングルなのも息子に心配かけると思うし、息子からも「もうそろそろ結婚したら?」と言われます。結婚願望は強いんですけどね。でも、12年ぐらいひとりでおるから、結婚生活ってどうしたらえんかも~わからん 

 

桂枝曾丸さんのオフィシャルサイトはこちら↓

http://www.sisomaru.com/

 

2010/07/25

キックオフ

昨日の土曜日、和歌山市内の「ビッグ愛」にて編集会議が開かれました。 編集にかかわるスタッフ3名は、これまで時々集まっては打ち合わせをしたり、食べたり、呑んだり、、、していたわけですが、今回、イラストで協力してくれるshinyaさんも参加してくれたので話が一気に具体化。

おかげさまで、大まかなスケジュールも立てることができて、「そんな、ゆっくりしてられへんやん!」という事態がようやく私にも飲み込めました。本気出します。

shinyaさんは色鉛筆を使って、心あたたかなイラストを描かれます。 なにげに見せてもらった作品には、短い言葉も添えられていて、ぐっときました。 彼のイラストを生かして、ひとり親家庭のお母さん、お父さんたちの心にも、ほのぼのとした「何か」を届けられたら嬉しいです。

shinyaさんのブログは ↓ こちら。

http://ameblo.jp/ohisamairo2008/

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